金のバロット

バロットとは、東南アジアを中心に食される孵化寸前のアヒルの卵を茹でたもの。

世界は偏頭痛。

ごめんなさい。絶望なんかじゃありませんでした。死にたいと本気で思ったこともなく、どちらかと言うとなんか生きたくないという感情が大きいだけです。人間五十年(※)だと思っているだけです。


首を吊ろうとしたこともなく、線路へ踏み出そうとしたこともないです。リスカもしたことないです。むしろ、リスカをする人は生きたいと思っている人です。リスカをすると、自衛のため、脳で幸福に感じるホルモンを出すらしいので。それに頼っているのでしょう。


ただ奨学金という名の結構な借金を背負っているだけです。犯罪を犯すほど貧しくもなく。五体満足でただ偏頭痛持ちの冷え性なだけです。

最近、熟睡出来ず、浅い眠りなだけです。


浅い睡眠で3時間寝たら起き、また眠くなり4時間寝るようなこともあり、でも1日に支障がでるわけもなく。軽く頭が痛く、これは偏頭痛なのではと毎日疑う日々があるのです。数分でただの寝不足なのかと安心します。


こんな朝を迎える奴がポジティヴになれるわけないわ。偏頭痛が目に見える理不尽で昨日何をしたかなんて関係なくて。2.3ヶ月に一度襲ってきて。側からみれば健康体の詐病にしか見えなそうな。こんなことまで考えて。偏頭痛は僕にとって自己嫌悪の象徴とも言えるのです。


偏頭痛が酷いと眠れない。目玉の上が痛く凝る感じがする。めまいがする。物を正しく認識出来ないから、軽くタッチして開くタイプの自動ドアを開けません。胃がムカつき、吐き気までします。手の筋肉が強張り、指が開かなくなります。大人しくしておく以外どうしようもないのです。


親も毒親と言えるほどのクズでもなく、ただ教育には良くないことを時々するなぁという感じです。微毒です。発疹くらいのアレルギー。まあ、父方の親戚には頭のおかしい連中がいます。


ただ、少子化高齢化で消費税が上がって、日本を破壊する政治家がのさばる、老人が作った社会を生き抜かねばならん、日本がかつてNO.1だった時代を知らない世代なだけです。


悲劇を気取っているだけです。


この感情に相応しい言葉がないだけで絶望と言っているだけなんです。



死んでたまるか。ただで死んでたまるか。世界が終わるのを見るまで死んでたまるか。ノアを方舟を作っても一人で乗っていく。最後に笑うのは僕だ。



誰かを救うんだ。僕が描いた漫画で誰かを救うんだ。それまで死ねない。その誰かが僕自身かも知れない。


僕を救うヒーローなんていない。僕を救えるのは僕だけ。貴方を救えるのは貴方だけ。無機質な世界があるだけ。

 



(※)人間五十年…「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢幻如くなり。」幸若舞 敦盛の一節。平敦盛は一ノ谷の合戦に17歳で出陣し戦死した。織田信長桶狭間の合戦前夜、この一節を舞った。