その声は、我が友、李徴子ではないか?
人生の岐路に立たされていると言えば、聞こえはいいが、まさにそう言えよう。
僕にある選択肢は大きく2つ。
選択1『会社を辞め今年の4月から東京のお笑いの養成所に入る。』
選択2『来年に会社を辞め東京のお笑いの養成所に入る。』
である。
何故悩むのかというと、今はコロナ禍で選択1を選んだところで満足な養成所時代を過ごせないのではないか。その場合は、1年間金を貯めてからにすべきか。→選択2
はたまた、来年までにコロナが終息しているとも限らないので、足踏みしない方が良い。そもそも仕事が退屈すぎて耐えきれない。仕事でクレームなどの痛い目を見る前に辞めるべきか。→選択1
という具合だ。シンプルにこの仕事に未来は無い。10年後に衰退していると思っているので、辞めるのは時間の問題である。将来、無人レジみたいなので、AI及びリモートでの人間の補助でお客が一人でケータイの契約をするっていうのが出来そうだと個人的に思う。
他、ペットのニワトリが仕事の始まる前日に死んだので、とても嫌なルートに乗っている気がする。この先、何か良からぬ事があるような。
選択1に傾きつつある現状。僕はストレス耐性があり、嫌なことは基本的に覚えてないし、しょうがあるめーと思い切れる。立ち直りの早さが最大の長所だ。 しかし1番キツいのはお客が来ないのに、ずーと突っ立ってなきゃならんことで1時間2時間にもなる。この生活には漫画を描く時間も無い。働きながらアニメを自主制作した新海監督はすげーなと思う。
そして、なぜお笑いの養成所に入ろうとしているのかというとシンプルにお笑い芸人を主人公にした漫画を描きたいからである。青年誌の漫画家は基本的に主人公に自分を投影した作品を描く傾向にある。つまりそう。僕は僕の中にあるモノしか描けないので、芸人になって芸人を主人公にした漫画を描きたいと思う。
また、ここ一ヶ月何してたかと言うと。『M-1グランプリ2020』を観てからは、YouTubeに公式が上げた漫才の動画をずーと観、マヂカルラブリーのWikiの編集をしていた。『M-1グランプリ アナザーストーリー』もGYAOで何回も観ていた。
漫画の読切のプロットをずーと考えていた。
2021年1月末。会社に退職願を出した。
「選択1」に向かい、歩み出した。
現世のオススメの音楽
*ハンバート ハンバート 「虎」